看護師なら絶対に知るべき「看護師求人小児科」の人気を作った国の駄作

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看護師に人気の小児科

私が今いるのは、循環器科。

以前勤めていた病院では神経内科にいましたが、時々「同じ病院でも、ずいぶんと科によって違うんだなあ」と思うことがあります。

配属は、人気のある科以外は大体希望通りになります。ちなみに看護師の中で一番人気は、なんといっても「小児科」。

なぜ小児科が人気があるのでしょうか?その理由と看護師が小児科に流れるようになった大きな原因、国の看護師への政策を知ってください。

1-1 人気の小児科とは

「子供が好きだから」というスタンダードな理由

「子供相手だから、嫌味もなく素直だし、体力的に楽そう」

理由は様々ですが、抱えたり支えたりしやすいだけに、確かに体力的には小児科は楽かもしれません。

逆に、小児科は家族の人、特にお母さんがピリピリしてることが多いということで理由な看護師もいるようです。自分の子供が病気になったら神経質になってしまうのは分かるんですけど、そういう姿を見るとひいてしまう看護師は実際にいます。

そうは言っても、小児科は看護師の中で、常に一番人気。それだけ魅力を感じる人も多いんでしょう。

1-2 病院の小児科以外の保育園で働く看護師

保育園で働く看護師の最大のメリットは、夜勤が無いということです。

病院勤務の看護師の場合はほとんどが夜勤があり、夜勤があることで生活のリズムが乱れてしまったり、体への負担が大きくなってしまったり、一般の仕事に就いている友人たちとなかなか会えないといったことが起こります。

そのため、夜勤が無く規則正しい生活ができる保育園の仕事というのは、看護師にとってとても魅力的なものと言えます。

1-3 週末に休むことができる

週末に休めるというのもメリットです。看護師として働いていると、普通は土日祝日関係無く出勤しなければいけません。週末だからといって病人やけが人が出ないというわけではありませんし、入院患者は常に病院にいるからです。その点保育園の場合は、保育園が休みであれば当然看護師も休みになりますので、定期的に休日を取ることができます。

1-4 残業がほとんどない

残業がほとんど無いというのも嬉しい点です。仕事の時間や日にちがきっちりと決まっているので、プライベートの予定もとても立てやすくなりますし、家事や育児などとの両立もしやすくなります。

1-5 子育ての経験が活かせる

子供達と接する職場ということで、子育て経験を活かすことができるというのも良いところです。看護師の仕事はハードワークなものが多いですが、保育園であれば比較的余裕を持って働ける職場と言えます。

1-6 仕事と家庭の両立ができる職場

子育てや家事と両立しながら仕事をしたいと考えている看護師にとっては、とても合っている職場です。ただし、私立保育園の場合にはどこに勤めるかによって働く環境は違ってきますので、自分の希望と合っているか、きちんと条件を確認して転職をすることが重要となります。

2-1 保育園で働く看護師

保育園で働く看護師にはデメリットも、もちろんあります。

2-2 保育園看護師の給与水準が低いこと

保育園給与の水準が低いということです。保育園で正社員として働く看護師の月収は20~25万円というのが平均的で、そこにボーナスなどが加わって、年収にすると300万円程度ということが多くあります。これは、病院で働いている看護師の平均である月給32万円、年収470万円と比較するととても低いものです。

しかし、メリットでもお伝えしたように、保育園の場合には病院のように夜勤や残業があるというわけではありませんし、休日も定期的にとることができます。

そのため、確かに給与が低いのはデメリットですが、その分規則正しい生活を送れてプライベートを充実させることができるというメリットもそこにはあります。

2-3 給与面のデメリットをどう考えるか?

給与面のデメリットをどう考えるのかということは、それぞれの看護師が何を重視して仕事を選ぶのかというところによります。給与アップを目指した転職をしたいのに保育園看護師を目指すということになると、それはデメリットが圧倒的に大きくなってしまいます。

3-1 公立保育園は公務員看護師

同じ保育園であっても、公立保育園であれば公務員として働くことになりますので、給与も私立保育園よりは期待することができます。更に、私立保育園であっても経営母体の規模などによって待遇には違いが出てきます。

同じ保育園看護師であっても、職場の選び方によってはデメリットがより大きくなってしまうこともあれば、小さくすることもできるのです。そのため、看護師求人サイトなどで細かな条件面まで含めて調べてから応募することが大切になります。

3-2 いい病院の定義は看護師が担当する患者の数は少ない

「うちのフロア、今年度はプラス2スタートだったのに。2カ月もしないのにも二人がリタイアで、結局プラマイゼロだよ」

「今年はマイナスにならないことを祈るしかないよね、お互い」

これは、プラス、とかマイナス、という看護師の数のことです。看護師の仕事場は大きく分けてふたつあって、ひとつは診療に来る人の治療やケマをする外来勤務。そしてもうひとつは、入院患者のケアをする病棟勤務。これはこの痛棟勤務での話です。

4-1 国の規定に達していれば医療保険から診療報酬が出る仕組み

7対1、10対1、という言葉があります。これはべッド数、つまり入院患者に対して何人の看護師を置いているのか。つまり。7対1だったら、患者さん7人に対し看護師がひとり、10対1だったら患者さん10人に看護師がひとりとなるわけです。

7対1の看護師政策

隅々までケアが行き届くということで、ひとりの看護師が担当する患者さんの数はなるべく少ない方が、患者さんにとってはいい病院です。ただ、患者さんに対する看護師の数を増やせば、人件費がかさみます。

平成37年度までの看護師と患者の対比

それを補填するために、看護師の数を規定通り確保している病院には、医療保険から診療報酬が出るという仕組みがあります。

4-2 看護師不足に拍車をかけた原因

手厚い看護体制を評価しようと、2006年改正の診療報酬では一般入院基本料の看護職員配置基準「7対1」(患者7人に対し看護師1人)が新設され、これにより看護師争奪戦が起こり、看護師不足に拍車をかけました。

特に重症患者を診る急性期では手厚い看護が必要で、「7対1」は悲願でした。だが、もともと絶対数が不足するなかでの「7対1」の新設は、採用力のある大病院に看護師を偏在させてしまった。

看護職のなかで都道府県免許の准看護師に対し、国家資格をもつ看護師を正看護師と呼ぶことがあるが、診療報酬では正看護師比率、在院日数などによって1人1日当たりの入院基本料が定められており、病院の収入源となっています。

以前は現行の「10対1」が最高基準だったが、2006年度から「7対1」が最高値として新設されました。2008年度で患者の重症度を考慮する「看護必要度」が算定基準に導入され、入院基本料は「7対1」が最高で1万5550円、「10対1」で1万3000円、「13対1」で1万920円、「15対1」で9540円(2010年度から9340円)となった。

たとえば、300床規模の病院で「7対1」と「10対1」を比べると、1日当たり76万5000円もの収入差が生じます。病院経営にとっては、「7対1」は、喉から手が出るほど欲しいところで、有名病院や大病院が看護師確保に躍起になったのは当然の結果です。

病床の数字

平成26年度診療報酬改定
7対1入院基本料について以下のような見直しを行う
① 特定除外制度について、平成24年度診療報酬改定で見直しを行った13対1、15対1一般病棟入院基本料と同様の見直しを行う。
② 「一般病棟用の重症度・看護必要度」について、名称と項目内容等の見直しを行う。
③ 自宅や在宅復帰機能を持つ病棟、介護施設へ退院した患者の割合について基準を新設。
④ 短期滞在手術基本料3について、対象の手術を拡大し、検査も一部対象とする。また、本点数のみを算定する患者について、平均在院日数の計算対象から除外する。
⑤ データ提出加算の届出を要件化。

出典:平成26年度診療報酬改定 | 日本看護協会

4-3 そもそも看護師の絶対数が足りない

看護師不足が原因で社会損失年間600億円!看護師は辞めれない、でも紹介しましたが、看護師数が十分で、病気欠勤、産休、育児休業、介護休業など臨時的に発生する休業者の代替を加味した総人員数まで確保できれば、「7対1」は手厚い看護と看護師のワークライフバランス(WLB)の両立を目指すことのできる政策でありました。

しかし、そもそもの看護師の絶対数が足りないなかでは、1人でも欠員が出てしまうと基準を満たさないようなギリギリの人員体制を余儀なくされます。病院によっては、「7対1」を確保するために、分母となる病床数を削減してまで新基準をとることになりました。

4-4 「7対1」で、大学病院などの超急性期病院が看護師獲得に躍起に

国立大学病院の労働組合となる全国大学高専教職員組合(全大教)病院協議会が約5年おきに看護師実態調査を実施しており、2009年9月~10月月に「7対1」移行後の国立大学病院の看護労働の実態調査」を行いました(有効回答数は27大学、8666人)。

看護師の約半数が「とても疲れる」と答え、「疲れていない」は4.1%のみ。「患者さんに十分な看護が提供できていない」が58.7%に上る。2006年と「7対1」導入後の2009年の調査を比べると、十分な看護ができていない理由のトヅプは「退職や異動で職場のメンバーがよく入れ替わり蓄積がない」が39.4%と、2位の「業務が過密になっている」(16%)を大きく引き離した。

これは「7対1」をとるための新卒大量採用の影響で、看護師が増えても新人ばかりで中堅に負担が増した結果です。

回答者数の約5割が20~30歳。在職年数は「2年以上3年未満」が最多の15.3%で、2位が「1年以上2年未満」(14.5%)、3位が「1年未満」(12.5%)。

10年以上は約3割にとどまる。半年間でインシデント(重大事故につながる可能性があった潜在的事例)やアクシデントを起こした経験について62.1%が「あった」と答え、2006年より若干上回っています。

5-1 今もなお看護師不足の状況は続いている

「7対1」が導入されても夜勤回数は3交代の9回以上が4割を超える状況です。

この「7対1」看護師争奪戦が起こってから9年余りが経ち、事態は終息したかのように見えるが、今もなお看護師不足の状況は続いている。特に都市部では就職先としての病院の選択幅が広く、看護師は転職を繰り返し流動化する傾向があります。

5-2 先を見越して人員配置を行う

新人看護師が就職してきて配属される4月には、病棟ではもちろん先を見越して人員配置が行われています。むろん、最初は余裕を持って多めに配置します。

ところが。これが、なかなか思い通りにはいきません。6月、7月頃には看護師数がマイナスにというのが現実です。普通、看護師っていうのは他の職業と比べて辞めづらい仕事なのです。よく一般企業では、退職は3カ月前に申請というのが常識になっています。

でも看護師に関しては半年前に辞職願を提出することがべストです、そのくらい辞めづらいのです。病棟内での仕事の割り振りや、代わりの人員の確保とかを考えると、半年はどうしても必要です。

5-3 リアリティショックを受けていた

では、どうして夏を待たずに看護師数がマイナスになっているのか?それは、突発的に辞める人が必ずいるからです。看護師はリアリティショックをなぜ受けるのか、で解説していますが、身体症状や精神症状、その両方を呈している看護師がいるからです。

確かに、理想と現実が違っていてリアリティショックを受けるのは十分に理解できます。待遇に納得いかなかったり、病院内の雰囲気が合わなかったのかもしれません。

「そんな理想の病院などこともありません」と、残された私たち看護師は、愚痴をこぼすことくらいしかできません。いつか彼女たが、看護の現実に気付く日は来るのでしょうが、看護師を続けているかということ自体想像がつきません。

だから、人気のある小児科に移動したい看護師も当然増えるわけです。

6-1 看護師求人サイトに登録を行わないと紹介は受けられない

小児科、保育園求人を探すのであれば、看護師求人サイトを利用する方法は必須です。無料で利用できるサービスで、希望する条件を登録しておくことで、それに合う求人があった場合に紹介してもらうことができます。

保育園求人は看護師に人気がある上に、求人数が圧倒的に少ないため、面接から内定にこぎつけるより、求人を探す方が大変です。

さらに看護師人気が集中するので、ほとんどが非公開求人となり、看護師求人サイトに登録を行わないと紹介は受けれません。

まとめ

看護師求人サイトを利用すると、職場の詳細情報を知ることができるという大きなメリットがあります。一般に公開されている情報というのはとても限られていて、いざ転職をした後に「考えていたイメージと違った」ということは少なくありません。

そうならないためにも、詳細な情報を事前に知っておくということはとても重要なことです。

単に給与の金額などの条件面だけでなく、職場の雰囲気といったことまで知ることができるのは看護師求人サイトだからこそと言えます。

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