キャリア

プロフェッションフッドから気付く看護倫理とは?

プロフェッションフッド(profession hood)とは聞き慣れない言葉だ。

hoodとは、性質や状態あるいは集団を表す名詞を作る接尾語なので、Profession=専門職の後ろにhoodが付くことで、専門職としての性質や状態をさすことになる。

しかし、それだとプロフェッショナリズム=専門職性とどう違うのかという問いが必ず出てくる。それをプロフエッションフッドの提唱者であるStyles “は次のように説明する。

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看護師経験年数と皆がひれ伏すような魔力の臨床能力との関係

新人看護師に学んでもらいこと

石の上にも3年。看護師に限らず、経験年数が増えればその道での能力が高まるごとは、一般論として至極当然のこととして受け入れられる。

しかし、能力の高まり方には個人差があり、必ずしも皆が同じように熟達の道を歩むとは限らない。むしろ、どこかの時点で(あるいは、最初から)能力には差がついてくる。

そのため、経験年数は能力を判断するひとつの指標にはなり得ても、すべてにはなり得ない。

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未熟な看護師必見!「これからの看護」のヒント

私も早く一人前になりたい

パトリシア・べナーという偉い学者が、From Novice to Expert : Excellence and Power in Clinical Nursing Practice という名著を世に出したのは1984年のことである。

それが、「べナー看護論-達人ナースの卓越性とパワー」いいう表題で、日本語で読めるようになったのが1992年。

べナーは、チェス競技者やパイロットを対象にした調査から明らかになったドレイファスモデルと呼ばれる技能修得モデルを用い、看護への適用を試みた。

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看護師にとっての仕事の価値とは

看護師のキャリア論

「看護師になる」という響きは、世間一般には、あたかもその人のキャリア選択は終了したかのように聞こえるようだ。
看護師は、高校卒業後に専門の教育を受け、国家試験に合格することが求められている。それだけの時間とエネルギーをかけた結果、「看護師になる」ことは、着陸地点に到達したかのように思われるのだろう。

だが、看護師になることは、看護師を志した者にとっては入り口にしか過ぎず、そこから先をどのように歩むかは、他の仕事に就いた人と同じように悩ましい問題である。これまでは、入職後数年して辞める人が比較的多かったために、残った人たちの中で、人望が厚くて優秀な人が主任、そして師長へと管理職のコースにのっていくことがキャリア・パス(どのようなキャリアを歩むのかという経路)の典型であった。

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看護師にとってのキャリア

看護師にとってのキャリア

キャリアを英語類語辞典でひくと、経歴、疾走、出世、生涯、職業、人生、速力、履歴にまつわる単語が現われる。

まさにキャリアを考える上でのキーワードが並んだ感があるが、もう少し整理を進めるために「HALL(2002)」がまとめたキャリアの4つの考え方を紹介したい。

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